「YYDS」「躺平」「社恐」――これらは今、中国の若者が日常的にSNSで使っている言葉です。
初めて目にすると意味が分からず戸惑うかもしれませんが、背景を知ると中国社会や若者の価値観がぐっと身近に感じられます。
この記事では、2025年の最新ネットスラング10選を解説します。
語源や意味だけでなく、その背後にある社会現象や若者心理を紐解きます。
最後まで読むと、中国のSNS文化がどのように社会を映し出しているのか理解できるでしょう。
1. YYDS(永遠の神)
- 意味:「永遠の神」「最高!」
- 背景:ゲーム実況から広がり、スポーツ選手やアイドルを称えるときに多用。
- 例:「周杰倫YYDS!」=ジェイ・チョウは最高!
2. 躺平(タンピン)
- 意味:「寝そべる=頑張らない生き方」
- 背景:激しい競争社会に疲れた若者が選ぶライフスタイル。日本の「脱社畜」に近い。
3. 内巻(ネイワン)
- 意味:「過剰競争」「消耗戦」
- 背景:受験や職場での無限競争を皮肉る言葉。
- 日本での類似:「消耗戦」「ムダな努力」
4. 社恐(シュコン)
- 意味:「社交恐怖=コミュ障」
- 背景:SNSでは自己紹介で「私は社恐だから…」と自虐的に使う。
5. 打工人(ダゴンレン)
- 意味:「労働者」「社畜」
- 背景:SNSで共感の言葉として拡散。スタバで働く若者も「打工人」と呼ばれる。
6. 小確幸(シャオチュエシン)
- 意味:「小さな幸せ」
- 背景:村上春樹の表現が中国に逆輸入。日常の小さな楽しみを表す。
7. 破防(ポーファン)
- 意味:「心が折れた」「メンタル崩壊」
- 背景:ゲーム用語から広がり、失恋や試験失敗時にも使用。
8. 绝绝子(ジュエジュエズ)
- 意味:「めっちゃ最高!」
- 背景:女子高生発の流行語。可愛い系の感嘆表現。
9. 工具人(ゴンジューレン)
- 意味:「都合よく利用される人」
- 背景:友情や恋愛における便利屋ポジションを皮肉る言葉。
10. 好家伙(ハオジャーフォ)
- 意味:「マジか!」「すごい!」
- 背景:驚きを表すネットスラング。日本語の「やば!」に近い。
まとめ
- 本記事では、2025年の中国最新ネットスラング10選を紹介しました。
- ポイントは以下の3つ:
- ネットスラングは若者の価値観や社会背景を反映している
- 「躺平」「内巻」などは社会問題とも結びついている
- 日本語に近い表現もあり、日中の文化交流にも応用できる
中国のネットスラングを理解すると、若者文化だけでなく 中国社会の変化や若者の心理的背景まで見えてきます。
旅行やビジネスで現地の人と交流するときも、こうした言葉を知っていると一歩踏み込んだ会話ができるでしょう。
中国では、若者を中心にライブコマースやSNS発信が爆発的に普及しています。
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